虚構か現実か? サイコ・スリラー 隣人13号

隣人13号

虚構か現実か? サイコ・スリラー 隣人13号

リリースはだいぶ前になるが、つい最近「隣人13号」を観た。きっかけはHULU(フールー)である。筆者は無類の映画好きのため、ゲオでレンタル&HULU(フールー)&プレイステーションストアで映画生活をエンジョイしている(笑)そもそも筆者は洋画ばかりで邦画はめったに観ないタイプだ。しかし最近は出来の良い邦画もちらほらあるので、機会があれば観ている。

さて、この「隣人13号」なのだが実に面白い!賛否両論はあるかもしれないが、主人公二人の「中村獅童」と「小栗旬」の怪演がキラリと光る映画なのだ。

 

ストーリー

建設作業員村崎十三(じゅうぞう)は、小学生時代にいじめられ、同級生赤井トールに硫酸で顔を焼かれた。顔を焼かれた瞬間、臆病な十三の心の中に13号という凶暴な別人格が宿る事となった。

13号は、硫酸をかけた赤井に復讐すべく、赤井の住むアパートに引っ越し、十三を恫喝しつつ今は平穏な家庭を築いている赤井に接近していく。建設現場のリーダーになっていた赤井は相変わらずの性格で、十三が同級生であったこともすでに忘れ去っており、新入りの彼をいじめる。

復讐の実行段階に至っても消極的な十三を13号は恫喝し、少しずつ十三の人格を乗っ取ってゆく。そしてある時、些細なトラブルから隣居の中年男性を惨殺してしまう。警察は中年男性が金銭面でトラブルを抱えていた事を中心に捜査を始めるが、孤高の老刑事ビデさんは長年の勘から十三に目を付ける。

そんなある日、いじめに耐えかねた13号は、赤井に閉じ込められた簡易便所のドアを壊す。この暴挙は赤井を驚かせると同時に、十三同様にいじめの標的となっていた気弱な作業員関肇を感嘆させ、心酔させる。関と親しくなった十三は、関に己の過去と13号が計画する恐るべき復讐を話してしまう。

そして、順調に思われた復讐計画は次第に狂いだしていく……

 

引用:http://www.amuse-s-e.co.jp/rinjin13/index.html (隣人13号 公式HP)

 

表の顔「小栗旬」と裏の顔「中村獅童」の絶妙なバランス

この映画の主人公である「村﨑十三」だが、幼少期による耐えがたいトラウマから二重人格ができてしまった。表の人格を「小栗旬」、裏の人格を「中村獅童」が演じている。特に「中村獅童」の演技はずば抜けて素晴らしい。物静かでありながら、どことなく奇妙であり、時として言葉とは思えない奇声を上げながら次々と周りの人間を殺していく。その妙な雰囲気は終始、目が離せないほどだ。しかも、表の「おっとり」とした人格とはうって変って、裏の人格になると普通の人の何倍も力が強くなり表情さえも変わってしまう。ここもまた、見どころの一つだろう。

筆者が今でも印象に残っているのは、丘の上にぽつんと建つ小屋での奇妙な踊りのシーンである。この小屋には表の顔である「小栗旬」と裏の顔である「中村獅童」が裸で、壁が真っ赤な薄暗い部屋で二人とも狂ったようにダンスをしているシーンだ。二つの人格が徐々に壊れていく様子がこのシーンによって絶妙に表現されている。

この人格の入れ替わりが徐々に激しくなるにつれ、「村﨑十三」は次第に壊れていく・・・。筆者は「小栗旬」と「中村獅童」の演技に拍手を送りたい。

 

脇を固める役者たち(吉村由美・新井浩文etc)

 


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