TPP に韓国が参加表明! 最後に笑うのは誰だ?

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TPP に韓国政府、参加方針固める

韓国政府が米国主導の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する方針を固め、細部のスケジュールや効果に対する最終的な検討を行っているようだ。政府高官は8日、本紙に対し「TPP交渉への参加を前向きに検討している。(米国主導のTPPを警戒する)中国にもすでにこうしたことを伝え、了承を求めた」と明らかにした。別の高官も「TPP交渉への参加は時間の問題にすぎない」と語った。政府内では、早ければ今月か来月にも韓国のTPP交渉参加を表明することを検討しているとされる。

ヒョン・オソク経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官は今月4日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に対し「先進国による経済のブロック化の動きに先制対応するため、TPP交渉への参加表明を積極的に検討する必要がある」と報告したという。

TPPは現在、米国、カナダ、オーストラリア、シンガポールなど環太平洋地域の12カ国が交渉に参加している多国間の自由貿易協定(FTA)。このため、TPP交渉への参加を機に、韓国の通商戦略が2国間中心から多国間中心に変化するとの見方も出ている。

西江大学のホ・ユン教授は「韓国が今TPP交渉に参加して自国の意見を積極的に主張しなければ、後々ほかの国々が作った交渉ルールを受け入れざるを得なくなるだろう」と述べ、早期の交渉参加を促した。

引用:http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/09/2013090900566.html

 

多くの国が TPP に参加、入り乱れる各国の思惑

TPP 交渉には米国、チリ、日本、シンガポールなど12カ国が参加。その中にはすでに別の枠組みで自由貿易圏を作っているグループや経済圏を構成している国が含まれている。

米国とカナダ、メキシコの3カ国は北米自由貿易協定(NAFTA)を結んでおり、シンガポール、マレーシアなど4カ国は東南アジア諸国連合(ASEAN、10カ国)のメンバーである。

日本は、どちらにも属さないが米国は同盟国で最も重要な経済パートナー。一方でASEANメンバーとは、経済連携協定(EPA)を結んでいるほか、通貨危機に備えた通貨スワップの枠組み「チェンマイ・イニシアチブ」を創設するなど緊密な関係を持っている。

米国は「世界のリーダー」であり続けるためにも、成長が続くアジアに深く関わる手段として重視。「輸出拡大による経済成長」という実利もねらって交渉を主導する。

 

TPP で焦る中国の思惑

面白くないのはカヤの外の中国だ。アジアで米国の存在感が増すだけでなく、TPP加盟国内では、経済関連法制度のある程度の共通化が見込まれるため、連帯感は強まっていく。このため中国は、TPP参加を検討しつつも、TPPとは別の「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」構想を重視する考えを示すなど、米国を牽制(けんせい)し始めた。

RCEPは、ASEAN10カ国と日中韓とインド、豪州、ニュージーランドの6カ国で構成し、域内人口は世界全体のほぼ半分に達する。本格的な交渉には入っていないが、ASEANと日中韓などの6カ国には、「ASEANプラス6」という政策協調の枠組みがあり、土壌は整いつつある。

日本はTPP、RCEPの交渉を同時並行して進め、将来は、TPPもRCEPも包括する「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)」の創設につなげる考えを持っている。実現すれば、世界のGDPの約6割を占める巨大経済圏が誕生し、米国にも中国にもアジア諸国にも、いい顔ができる優等生的な方針といえる。

引用:http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/130904/wec13090407000000-n1.htm (MSN 産経ニュースwest)

 

最後に笑うのは誰だ

TPPによる参加国の思惑が波乱含みとなっている。韓国はすでにアメリカとFTAを締結しており、TPPの実利は低いはずだが、今後の巨大経済圏の誕生をにらんだ上での戦略だろうか。

日本はTPPにおいて聖域を確保すると意気込んでいたが、新聞等の情報を見る限り現実は厳しいようだ。アメリカの思惑にきっと飲み込まれるだろう。だが、一番焦っているのは他ならぬ中国のようだ。先の米国・中国との首脳会談において、オバマ大統領は中国にTPP参加のラブコールをおくった。だが、中国は参加すれば不利になることがわかっているため、TPPには参加しないだろう。何よりTPPで中国に有利な障壁が撤廃されれば、中国共産党が弱体化するからだ。

そこで中国はアジア周辺国で「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」を築きTPPに対抗するつもりだ。だが、ご存知の通り中国はアジア周辺国と領土・領海を巡って摩擦が頻発している。きっと「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」は上手くいかないだろう。中国はアジアの覇者(リーダー)になりたいようだが、その傍若無人な振る舞いでは誰もついていかないと思う。いや、小中華思想に染まっている韓国だけは中国について行くかもしれない・・・。

日本はかつてのパワーは落ちたとはいえ、今も世界最大の債権国、資産保有国だ。TPPではアメリカのみならず中国・韓国とも戦わなければならない。「したたかな日本」となり米中両大国に対して一歩も退かない威厳を是非とも取り戻してほしい。


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